今回紹介するのは九州国際大の松山竜平選手。
あの斎藤佑樹選手から放った一打で、
一躍ドラフト候補選手になった、
注目のスラッガーだ。
photo by nikkan sports
九州六大学リーグ戦に1年生の春から出場し、打点王を3度獲得した勝負強い打撃が持ち味の松山選手。その名は、この春に九州だけでなく全国へ知れ渡った。
6月に行なわれた全日本大学野球選手権大会、九州国際大は2回戦で、優勝候補筆頭の早大と対戦した。1回戦の旭川大との試合では松山選手は4打数無安打。チームは勝利したものの、打点王以外に本塁打王や首位打者も獲得したその力は影を潜めたまま、優勝候補との一戦となった。
しかし、この日も9回までノーヒットの松山選手。スコアも2-0と敗退ムードが漂う。ところが、9回2アウトながら、一、三塁と最後のチャンスがおとずれる。ここで松山選手に打順が回る。この場面で、早大は“ハンカチ王子”斎藤佑樹選手をマウンドに送り込み、逃げ切り体勢に入る。
斎藤選手が投げる試合はここまで無敗という、“不敗神話”もあり、九州国際大にとってはせっかくのチャンスもこれで終わりかと思われた。
松山選手は斎藤選手に2ストライクと簡単に追い込まれたが、ここで打点王の本領を発揮する。早大バッテリーが一球外すはずだった外角ストレートが甘く入ると、これを見逃さずにとらえ、ボールはレフト方向へ。あわや、逆転本塁打かと思わせるも、フェンスに直撃して二塁打。三塁走者がかえり、さらに一塁ランナーも本塁を狙ったが、早大の中継プレイに阻まれ、同点ならず。松山選手の一振りで早大からの勝利、そして“斎藤不敗神話”を崩すことはできなかった。この大会で優勝した早大が、もっとも追い詰められた場面だった。
早大にとって“冷や汗もの”の一打を放った松山選手。一発の可能性もある長打力、左打者でありながらレフト方向へも強い打球を飛ばす力と、それを実現する柔軟なバットコントロールは魅力的で、日本球界を代表する4番打者、福岡ソフトバンクホークスの松中信彦選手をイメージさせる。当然、プロの評価も急上昇した。
全国の野球連盟が主催する試合で優勝した大学10校が日本一を決定する「明治神宮野球大会」が、11月10日から4日間の日程で行なわれ、九州国際大も早大にリベンジを果たすべく神宮球場への切符を掴みたい。
松山選手は神宮球場でその能力をスカウト陣にあらためて見せつけることができるか。
■プロフィール
松山竜平(まつやま・りゅうへい)
Ryuhei Matsuyama
1985年9月18日生まれ。鹿児島県生まれ。176cm/80kg。
右投左打。九州国際大学野球部所属。ポジション・外野手
小学3年生のときにソフトボールを始め、中学時代に鹿屋ビッグベアーズで硬式野球を始める。鹿屋中央高校時代は1年生から4番に座る。甲子園出場経験はない。九州国際大では1年春から出場機会に恵まれ、ベストナイン4回(04年秋、05年秋、06年春秋)、打点王3回(05年秋、06年春、07年春)、首位打者1回(06年秋)獲得。
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注目カード
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10月14日(日)【競馬】 秋華賞 15:00~(フジテレビ系)
10月17日(水)【サッカー】 アジア・アフリカチャレンジカップ2007
日本代表 vs エジプト代表 19:30~(テレビ朝日系)
北京五輪アジア最終予選
カタール vs 日本代表 25:00~(テレビ朝日系)
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投稿 ☆ 詳しい記事はここから【動画ブログ】 ☆ ☆ | 2007.10.31 12時53分